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セキュリティ

アバストのソフトに入っているネットワークに問題がないか検査する機能は使える?

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アバストのソフトに入っている「Wi-Fiの検査」は解決にはならない

今ではパソコンを始め多くの端末でインターネットへの接続ができます。
インターネットを使わないという状況はとても少なくなりました。

自宅でも固定回線を使っている人も多いと思いますが、この固定回線をスマホなどで
使う時にWi-Fi接続をすると思います。

でも固定回線にWi-Fi接続するためのWi-Fiルーターの安全性について考えたことは
ありますか?

自宅のWi-Fi環境のセキュリティはあまり多くの方がきちんと整えていない
ということが多いのです。

そこでセキュリティソフトの機能でこのWi-Fi通信環境の検査をして、安全かどうか
確認してみるという方法を考えてみました。

ちょうどアバストのセキュリティソフトに「Wi-Fiの審査」という機能があり
これを使えばネットワークの問題点がわかる、と言われています。

ただ実際にこの審査をしても根本的な解決にはなりませんでした。
理由は検査結果を見せるだけで改善策などの表示も改善の実施もしてくれないから。

問題点がわかるだけで、それを解決するのは結局ユーザーです。
知識がなければ解決もできないというちょっと不親切に感じる機能でした。

Wi-Fiネットワークは外部からの攻撃をされる可能性がある

そもそもWi-Fiネットワークにはセキュリティが必要なのでしょうか?
家庭用のWi-Fiネットワークも実は攻撃される危険性はあるのです。

実際に過去には色々なルーターがサイバー攻撃によって乗っ取られてしまい
大規模なサイバー攻撃の中継点として悪用されたという事件もあります。

それ以外にも個人情報を入手するために家庭用のWi-Fiルーターを乗っ取り
情報を端末から引き出すということも行われています。

つまりWi-Fiルーターの脆弱性を改善しなければ安心してインターネットに
接続ができない、という考え方もできるのです。

ではそのためにはどうすればいいのか。
Wi-FiルーターやWi-Fiネットワークのセキュリティ検査をすればいい。

というのがアバストのソフトでWi-Fiの検査が出来る理由となっています。

アバストのソフトなら無料ソフトでも機能が使える

アバストのソフトにあるWi-Fiの検査、という機能ですがこれはどんなソフトでも
無料のインターネットセキュリティソフトでも搭載されている機能です。

一般的なセキュリティソフトの場合、市販のものと同じ機能が使える30日程度の
お試し無料期間があるという物も多いです。

まあこの場合は無料お試し期間内に有料会員にならないと機能が使えなくなる
という状態なので、普通に全てのソフトの機能が使えます。

でもアバストの場合、無料のインターネットセキュリティは使える機能が
制限されている状態です。

ただし利用期限は1年間、更新手続きをすればいつまでも無料のままで使えます。
有料版になると使える機能がもっと増えるというソフトなのです。

無料版では最低限のセキュリティしか使えないという状況で、ウイルス検出機能は
あるけどファイアーウォール強化機能はないという感じです。

でもこんな無料版のインターネットセキュリティでもWi-Fiの検査はできます。
アバストのセキュリティソフトなら無料版でも使える機能なのです。

Wi-Fiの検査でわかること

では実際にアバストのソフトでWi-Fiの検査を行った場合にわかることを確認します。
一応手順も説明しますが、普通に操作画面から選ぶだけです。

メイン画面のユーザーインターフェースに保護というタブがあるのでこれを選びます。
その中にWi-Fiの検査があるので選んだ後にネットワークスキャンを選ぶだけです。

使っているパソコンなどの端末の性能とネットワークの状況によってスキャンの時間は
変わります。

そしてスキャンをすることで次のことがわかるようになります。
・ 弱いパスワード、デフォルトのままのパスワードなど
・ ルーターのファームウェアの脆弱性
・ 暗号化されていないセキュリティ保護のないワイヤレスネットワーク
・ DNSハイジャック
・ 解放されたネットワークポート

簡単にですがそれぞれの問題点について確認してみます。

弱いパスワード、デフォルトのままのパスワード

基本的にはルーターの管理用のパスワードの確認をしてくれます。
弱いパスワードとは簡単に解読できてしまうパスワードのことです。

単純に数字4桁のパスワードなどは総当たりをして組み合わせを調べてもパソコンなら
数分で全ての番号を確認することができます。

最近パスワードは数字と英語を組み合わせた6桁以上を設定する、と言われるのは
組み合わせがわかりにくいパスワードを作るためです。

また通常のWi-Fiルーターは設定画面に入るためにユーザー名とパスワードを
入力する必要がありますが、工場出荷状態ではすべての製品が同じです。

ユーザー名がrootでパスワードが空白、もしくはPASSなどと決まっています。
つまりルーターの型番がわかれば誰でも設定画面に入れてしまうのです。

外部からアクセスした人が勝手にルーターの設定を変更してしまえばどうなるか。
それを防ぐためにもパスワードなどの脆弱性は改善するほうがいいと思います。

ルーターのファームウェアの脆弱性

パソコンやスマホのOSほどでないのですが、周辺機器も正確に動作をするように
基本的なプログラムが必要になります。

そのスマホのOSに当たるものがWi-Fiルーターのファームウェアです。
ベースプログラムですがここに外部からの攻撃に対する防御策も含まれています。

つまりファームウェアが古いままだと最新のウイルスに対抗することが出来ません。
いつでも最新のものにしておくのがセキュリティ的にもおすすめです。

このファームウェアの更新状況を確認してくれます。
ほとんどの一般的なメーカーの製品に対しては確認ができると発表されていました。

ルーターのファームウェアの更新は意外に多くの人が行っていません。
できれば最新のファームウェアを使うようにしましょう。

暗号化されていないワイヤレスネットワーク

通常のワイヤレスネットワークでは電波に乗せる情報を暗号化しています。
誰でも勝手にWi-Fiルーターに接続できないようにするためです。

でも公衆無線LANスポットなど、不特定多数の人に常時解放されているところでは
電波の暗号化は行われていません。

こちらでは誰でも自由にインターネットに接続が出来るようにWi-Fiルーターを
開放しているという状態です。

この状態のデメリットはネットワークに参加するとその情報が他の端末でも
見ることが出来るようになってしまうことです。

まあ暗号化されていない電波でつながっているので普通にLAN接続しているのと
変わらない状態になっています。

暗号化されていないネットワークに参加することで悪意ある人に端末の情報が
漏れてしまうことを警告する、という意味でこれがわかるようです。

DNSハイジャック

DNSとはドメインネームシステム、簡単に言うとホームページの場所をわかりやすくする
情報サーバーみたいなものです。

パソコンからホームページを見る時にドメイン、サーバーのIPアドレスではなく
接続名で探すことができるようにその情報を管理しているのがDNSです。

ここが悪意ある人に乗っ取られていると間違った情報をパソコンに送ってきます。
それはフィッシング詐欺のためのサイトなど、かなり悪質なトラブルもあります。

一応デバイスとルーター上のDNSを確認することが出来るので、乗っ取りに関して
少しは安心できると思います。

解放されたネットワークポート

パソコンでインターネット接続している場合、通常はルーターを通しているのですが
この入口を解放することもできます。

それがポートと言われるもので、特定のポートを解放すると他のパソコンと直接
つなぐことが出来るようになります。

つまりインターネット中継した有線LAN接続のような状態になります。
これでは簡単に遠隔操作でパソコンの情報を引き出すことが出来るようになります。

このネットワークポートの解放状態を確認することが出来るのです。

基本的に確認だけで改善はできない

この様に色々な脆弱性に対しての確認をすることが出来るのですが、それを改善する
ということが出来ないのが大きな欠点です。

つまりネットワーク的に悪いところが見つかっても、それを直すのは自分でやる。
アバストのソフトでは何もしれくれないのです。

まあ有料ソフトを購入すれば対応できる脆弱性もありますが。
基本的には自分で対応する必要があります。

しかも対応できない種類の脆弱性もあるので、なぜこれを検出するのかとても疑問だ
という印象でした。

アバストのスキャンは敏感すぎる

もう一つ、アバストのセキュリティソフトを使うとかなり敏感に脆弱性を
検出することがあります。

例えばネットワークに問題あり、と出たのでまずはファームウェアのアップデートを
行ってみた。

最新のファームウェアにしたはずなのにまだネットワークに問題があると出る。

これは単純にファームウェアだけの問題ではない、という場合もあるのですが
ファームウェアのバージョンにかかわらず問題ありと言われる場合もあります。

UPnP機能が反応する場合も

更にルーターの機能を敏感に反応して問題として検出する場合が。
多く報告されているのがUPnP機能に反応するということです。

UPnP機能というのは簡単に言うと相互自動認識機能です。
設定しておけば認証なしでネットワーク接続できる機能です。

ルーターのこの機能に反応してネットワークセキュリティがかかっていない
暗号化されていないと判断してしまうことも。

例えばスマホを使って室内の家電を遠隔操作する場合には必要となる機能です。
パソコンの遠隔操作や一部ネットゲームなどでも使われています。

それにWindows10のメッセンジャーでも使われているのだとか。
それを検出して危険というのはちょっと問題があるかと思います。

ネットワークに問題と出る場合の対象法が難しい

知恵袋などでアバストの質問を見てみると、やはりネットワークに問題と出る場合の
対処方法には多くの方が苦労しているようです。

元々日本語に対応しているアバストのソフトですが、基本的にはサポートが全て英語で
日本語フォーラムで詳しい人に聞く以外に解決方法がないというのも問題かと。

特にアバストのインターネットセキュリティは誤検出も多く、敏感に反応することで
有名なようです。

後は無料版では使える機能が少なく、検出したとしても対応が出来ないので使いにくい
という意見も多く見られました。

確かに無料で使い続けられるのは嬉しいのですが、その対応は全て自分で行う
という条件があります。

つまりインターネット関係に詳しい人じゃないとちゃんと使いこなせないのが
アバストのセキュリティソフトという印象です。

確かに無料ソフトでWi-Fiネットワークの確認が出来るソフトは少ないのですが
その対応が出来ないというのはあまり意味がないと思いました。

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