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WIFIの知識

ストリーム数とは何のこと?Wi-Fiルーターのストリーム数で何が変わる?

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Wi-Fiルーターのストリーム数とは装備されているアンテナの数のこと

自宅で色々な端末を固定回線につなげる時にWi-Fiルーターは必須の商品です。
古くから使っているなら買い替えなども考えているかと思います。

でも最近のWi-Fiルーターを見てみると、色々とわからない言葉が書いてあり
どれを選んだらいいのかわからないという声もよく聞きます。

特にパッケージに書かれているストリーム数とは一体何のことでしょうか?

言葉の意味だけをいうならストリーム数とはそのWi-Fiルーターに装備されている
アンテナの数のことを言っています。

でも改めてルーターのパッケージを見るとストリーム数4x4などと書かれていて
更に意味がわからない状態です。

そこでこのストリーム数についてちょっと詳しく調べてみることにしました。
ストリーム数が変わるとルーターの性能がどう変わるのでしょうか。

ストリームのほんとうの意味

そもそもアンテナの数ならアンテナ数と書けばいいのになぜストリーム数と書くのか。
それは本当の意味が空間ストリームの意味だからです。

空間ストリームとは発信機と受信機の間で遣り取りをする経路のこと。
Wi-Fiで言うならルーターとスマホの間でデータの遣り取りをする電波のことです。

つまりストリーム数とはこのルーターとスマホの間で通信される電波の数なのです。
まあ電波はアンテナがないと送受信できないのでアンテナの数でもあっているのですが。

本当の意味で言うならストリーム数とは端末とルーターの通信に使える電波の数
ということになります。

ストリーム数が増えると何が変わるのか

では実際に端末とルーターで通信できる数、ストリーム数が増えることで何が変わるのか。
単純に通信速度が速くなります。

インターネットの回線速度、という意味ではなくルーターと端末の間でやり取りする
通信の速度が速くなるのです。

その理由としては送信と受信にそれぞれのアンテナを使い分けることが出来るから。
ストリーム数が2本になれば送信と受信それぞれ分けて通信が出来るのです。

線路で考えれば、単線の電車はどちらかが通る時にはどちらかが動けません。
相手が到着するのを待ってから出発していれば時間がかかるのはわかりますよね?

でも線路が2本あればそれぞれに列車を走らせることが出来るので時間をかけずに
乗客の輸送が出来るようになります。

つまりストリーム数が増えれば送受信に時間がかからなくなり、結果として
通信速度が速くなるということです。

ストリーム数4x4の意味とは

ストリーム数がわかってもらえたというところでWi-Fiルーターのパッケージの
表記についてもう一度考えてみましょう。

ストリーム数4x4と表記のあるWi-Fiルーターの場合、どんな性能なのか?
これは送信と受信に使えるアンテナ数がそれぞれ4本ずつあるということです。

総合8本の通信経路でデータのやり取りができる、ということになります。
これだけ一度にデータの送受信ができれば通信速度はかなり高くなるはず。

実際にWi-Fiルーターのパッケージにはストリーム数を最大に使った場合の
通信速度の理論値も表記されているはずです。

1800Mbpsなど書かれていればそれがストリーム数を最大限使った時に
計測できる最高の理論値、最高速度になります。

まあ単純に理論値ですし、この数値が実際に計測することはほとんど不可能
という状況なのですが・・・

その理由はルーターではなく端末にあります。

ルーターの最大ストリーム数は使えない?

先に説明したようにストリーム数とは通信経路のことです。
つまりルーターがどんなにアンテナを持っていてもスマホになければ意味がありません。

ルーターが送受信それぞれに4本ずつのアンテナを持っていてもスマホにアンテナが
1本しかなければ送受信ともそのアンテナを使うだけです。

つまりルーターの機能を発揮するためにはそれに対応した端末を使っていることが
必要になるというわけです。

ちなみにこの送受信に別々のアンテナを使う技術はMIMOと言われています。
マルチインプットマルチアウトプットの頭文字を取っています。

このMIMOに対応していない端末は送受信ともに1本のアンテナを使うので
ルーターが信号を出していても受信できないということに。

スマホの性能表を見ればMIMO対応2x2などの表記があるはずです。
この場合は送受信ともに2本のアンテナで通信ができるスマホ、ということです。

スマホのストリーム数はどれくらい?

ちなみに今のスマホのストリーム数も調べてみました。
最新のiPhoneでもMIMO対応2x2という状態のようです。

つまり現状では4x4のストリーム数を持っているWi-Fiルーターの最高速度を
出すことはスマホでは難しいということに。

元々理論値のルーターの最高速度は普通に出せる速度ではありません。
しかもストリームを全部使った状態の速度は現状使いこなせていないということに。

ではストリーム数はそれほどWi-Fiルーターには必要ない、ということでしょうか。
いやそんなこともないのです。

まあ現状自分ひとりでスマホでしかWi-Fiルーターを使っていないと言うなら
それほどストリーム数は必要ないと思いますが・・・

現在すでに次の技術がWi-Fiルーターには搭載されているのです。

ストリーム数が多ければ複数の端末を同時接続できる?

端末とデータのやり取りを別々のアンテナで行えるなら、アンテナが多ければ
それだけ多くの端末と同時にデータのやり取りができるということでしょうか。

つまりストリーム数が多いルーターなら複数の端末を同時接続しても通信速度が
変わらずにネットに繋ぐことが出来るのでしょうか。

現在のルーターは同時に接続した場合、スマホ2台が同じWi-Fiルーターで
インターネット接続している場合は端末を切り替えて接続しているのです。

スマホAからの入力情報を受け取ってインターネットに通して、そこからの情報を
スマホAに送信しているという状況の時に他のスマホはネットに繋がっていません。

スマホAとルーターのやり取りが一時中断できたら今度はスマホBと通信をして
データのやり取りをしているという状態です。

当然他の端末とデータ送受信をしているときにはこちらのデータが通信できないので
実質的に通信速度が遅いと感じることになります。

でもストリーム数が多いなら、このスマホとルーターのやり取りを同時に複数台で
行うことが出来るのでしょうか?

そんな同時接続の技術がMU-MIMOです。
最近のWi-Fiルーターではこれに対応している商品も多くなりました。

MU-MIMOはストリーム数-1台が同時接続できる

MU-MIMOとはやはり頭文字を合わせた言葉でマルチユーザーの
マルチインプットマルチアウトプット、という頭文字で出来た言葉です。

これが出来たために以前のMIMOはSU-MIMO、シングルユーザーの
マルチインプット・・・という言われ方をするようになりました。

まあ単純に複数端末を同時にWi-Fiルーターに接続できる技術で
複数のストリームをそれぞれの端末に向けて使うことが出来ます。

ただどこにどの端末があるのかを判断するためにビームフォーミングという
電波の追跡技術も同時に使う必要があります。

ただ端末全てにアンテナを使うことが出来ないようで、ルーターに装備している
アンテナの-1台、4x4なら3台まで同時接続ができるという仕様のようです。

かなり魅力的に感じるのですが注意点がありました。

MU-MIMOは端末も対応している必要がある

複数の端末が同時接続できるルーターが多くなっているのですが、現状の問題点は
MU-MIMOに対応しているスマホなどが少ないことです。

MIMOでもルーターと端末、スマホなどが対応していないとストリームを同時に
使うことが出来ませんでした。

こちらのMU-MIMOも同じでルーターだけではなく接続する端末もMI-MIMOに
対応している必要があるのです。

現状ではドコモ発売のスマホでは多く対応しているのですが、他のキャリアの場合
MU-MIMO対応と表記しているスマホはとても少ないです。

タブレットPCやノートPCも対応している商品が少ないのでまだまだ使いにくい
サービスという印象でしょうか。

ただし対応端末は今後増えてくる可能性が高いので、今から対応ルーターを
購入してもそれほど無駄にはならないと思います。

どんなWi-Fiルーターを選べばいいのか

ストリーム数とルーターの性能がわかったところで、実際にどんな性能のルーターを
選べばいいのかについても考えてみます。

単純に高性能の商品を選べば現状利用できるすべての機能が含まれているので
問題はないように思えます。

でもハイエンドモデルのWi-Fiルーターは実売価格でも2万円くらいします。
商品によっては3万円近くになるので簡単に買えるのもでもありません。

それに一人暮らしでスマホ以外Wi-Fiを使う必要がない、という状況では4x4の
Wi-Fiルーターを使う必要が感じられません。

やはり利用する状況に合わせてちゃんと商品を選んだほうがいいと思います。
ハイエンドモデルならネット利用が多い家族向けには十分におすすめできます。

特にリビングでスマホやタブレットPCを使う人が多い、という家庭なら
間違いなくMU-MIMO対応のルーターがおすすめです。

どんな性能がWi-Fiルーターに欲しいのか、それをまずはきちんと考えてから
購入することをおすすめします。

最低でも2x2のストリームがあれば便利

状況によっておすすめできるルーターの種類は変わるのですが、最低限これは
あったほうがいいと思うのが2ストリームのルーターです。

2x2のルーターなら一人暮らしの人でも大体必要になると思える性能です。
それは最近のスマホはほとんどがMIMOの2x2に対応しているから。

光回線の通信速度は下り最高1Gbpsですが、Wi-Fiの場合はこの速度が出せる
という状況になるのはほとんど不可能です。

それでも上り下りともにデータを別に送受信できればそれだけでも通信は快適で
ネット接続も使いやすくなると思います。

ストリーム数は端末とルーターの少ない方に合わせられるので、スマホが
2x2対応ならルーターもそれに合わせるほうがいいと思います。

一人暮らしならMU-MIMO対応もあまり意味がないと思いますし・・・
価格帯も5,000円位と買いやすいのでまずはこれくらいがおすすめです。

ストリーム数は少ないアンテナ本数で問題なし

ネットユーザー同士の質問を見てみると、Wi-Fiルーターの表示について悩んでいる
という方も多く見られます。

聞き慣れないストリームという言葉の意味がわからないという人も多いようです。
基本的にはストリーム数はアンテナの数で問題ありません。

ただしルーターや端末の中には送受信それぞれのアンテナ数が違う商品もあります。
例えば2x3とあればこれは2ストリームになります。

そして多くのスマホが2x2のストリーム数なのでそれ以上のストリーム数のルーターは
必要ないか?と言われるとそうでもありません。

ノートPCの中には3x3のアンテナを持つ商品もあります。
Wi-Fiルーターを使うのはスマホだけではないので必要になる場合も多いのです。

そしてWi-Fiルーターのパッケージに書かれている通信速度は全てのストリームを
同時に使った場合の理論上の最高速度です。

スマホで4x4の理論値は絶対に出ませんので通信速度表記などはあまり惑わされず
必要と思われる商品を選ぶようにしましょう。

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